01.漢数字の大字
漢数字の大字(だいじ)とは、一、二、三、十などの漢字が書き換えられてしまったりしないように使われる漢字です。つまり、 改竄されないように使われます。また、金銭を表記する際などの、改まった書き方をする場合などにも使われます。
改まった書き方という観点で見れば、例えばご祝儀に五万円を包むとして、「金伍萬圓」と書くと重々しく感じられるかも知れません。「万」も「円」も旧字体を使うことによってさらに重々しさを醸し出しています。
「一〜十、百、千、万」は下記となります。
「壱、弐(貳)、参、肆、伍、陸、漆(?)、捌、玖、拾(什)、佰、仟(阡)、萬」
(注)
(?)のところの字は「サンズイ」の右に「七」、その両方の下に「木」 (台湾ではこちらの字の方を使用していました)
(参考)
[難しい漢字の漢数字]
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