パソコンQ&A(その1)
01.データの保存、引越し方法

(アドレス帳)
保存:Outlook Express(OE)の画面で、「ファイル」〜「エクスポート」〜「アドレス帳」〜「テキストファイル(CSV)」を選び「エクスポート」を押す〜保存する場所を指定し(例えばフロッピーディスクならFD(A):)名前を付けて「次へ」。「CSVのエクスポート」画面でエクスポートする項目にチェックマークを入れ(通常は名、姓、表示名、電子メールアドレス)「完了」を押せば保存される。

復元:保存の逆で、「ファイル」〜「インポート」〜「他のアドレス帳」〜「テキストファイル(CSV)」を選び保存したファイル名を指定し実行すれば復元完了。

(メール本体)
保存:バックアップをとる場合は保存してあるフォルダのコピーでOK。
どのフォルダに保存してあるか調べるには、OEの画面で「ツール」〜「オプション」〜「メンテナンス」〜「保存フォルダ」〜保存場所が表示される。

復元:インポート機能を使う。
「ファイル」〜「インポート」〜「メッセージ」を選択して行きプログラムの選択画面でOE5を選択。次の画面でメールの取り込み方法「OE5ストアディレクトリ〜」を選択。メッセージの場所でバックアップを取っておいたフォルダを指定。フォルダの選択画面で「すべてのフォルダ」を選択して次へをクリックすれば復元完了。

(参考)OE5からXPに移す場合(復元の場合)
「インポート」〜「インポート元の電子メールプログラム」(OE6を選択)〜「OE6のストアディレクトリーからメールをインポートする」〜「メッセージの場所」(3.5”FD)〜「フォルダの選択」(受信メール、送信済メールを選択)〜次へ〜完了

(お気に入り)
保存/復元:どちらもフォルダのコピーでOK。
どのフォルダに保存されているかというと、Windowsの中のFavorites。

(作成した文書等のデータファイル)
保存/復元:どちらもフォルダ、ファイルのコピーでOK。
コピーの場合、エクスプローラーの画面でドラッグ&ドロップすると簡単で便利。
どの媒体に保存するかについては、アドレス帳やお気に入りは通常ならFDに収まるが、メール本体や文書等のデータファイルはFDに収まらない場合は、MOやCDRW等の媒体が必要。

02.起動時にでるネットワークパスワード入力画面をなくしたい

マイコンピュータ〜コントロールパネル〜ネットワーク〜優先的にログオンするネットワークを「Windowsログオン」〜(ドライバ情報データベースの作成)〜再起動

03.Windowsのプロダクトキーをなくしてしまった

Windows が立ち上がるなら[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動。
HKEY_LOCAL_MACHINE \Software \Microsoft \Windows \CurrentVersion を開く。
右側画面の ProductKey のデータにプロダクトキーが記録されてる。

04.社内LANに於けるクライアントの設定方法

マイコンピュータ〜コントロールパネル〜ネットワーク(マイネットワーク)
*(デスクトップ上のネットワークを右クリックしてもよい)

1.ネットワークの設定〜TCP/IP(使用しているLANカードを選択)〜プロパティ〜TCP/IPの
    プロパティ
    通常設定に必要なのは次の3カ所(それぞれのデータを記入する)
      DNS設定
      ゲートウェイ
      IPアドレス
2.識別情報(コンピュータ名或いは番号を割り振る。これにより各自のPCを識別する。)
3.アクセスの制御(通常は共有レベルでアクセスを制御するにチェックマーク)

05.メールアカウントの設定手順

受診トレイ画面(メーラーの画面)〜ツール〜アカウント〜インターネットアカウント画面 〜追加〜ツール〜

インターネット接続ウィザード画面
1.名前の画面(自分の名前を記入)
2.インターネット電子メールアドレスの画面(「既存の電子メールアドレスを使用する」に
    チェックマークを付け、自分のメールアドレスを記入)
3.電子メールサーバーの画面
      受信メールサーバー名:POP3
      受信メール(POP3…)サーバー:(プロバイダーからの情報を記入)
      送信メール(SMTP)サーバー:(プロバイダーからの情報を記入)
4.インターネットメール・ログオンの画面(自分のアカウント及びパスワードを記入。
  「パスワードを保存する」にチェックマークを付ける。)

尚、サーバーにメッセージを残す場合は、インターネットアカウントの画面で、メール〜プロパティ〜詳細設定タブの順にクリックし、設定を行う。

06.フォントの文字化け

下記を参照。
(WinFAQ)
http://homepage2.nifty.com/winfaq/fontstrouble.html

07.セキュリティ対策としてのルータ(解説)

複数台のPCをインターネットに接続するためのNAT/IPマスカレードだが,実はこの仕組みはセキュリティ面でも重要な働きをする。まずこのIPアドレス変換機構の動作について詳しくみてみる。尚ここでは,ブロードバンド・ルータにグローバルIPアドレスが割り当てられていることとする。

LAN内のプライベートIPアドレスのPCがインターネット上のWWWサーバに接続しようとした場合,まずPCからのパケットがブロードバンド・ルータに届く。ブロードバンド・ルータ内では,NAT/IPマスカレードにより,パケット内の送信元IPアドレスがルータに割り当てられたグローバルIPアドレスに書き換えられる。この時送信元となったPCのプライベートIPアドレスがルータ内に記憶される。書き換えられたパケットはインターネット上のWWWサーバに向けて送られていく。

しばらくすると,WWWサーバから返信パケットが戻ってくる。送信元をブロードバンド・ルータのグローバルIPアドレスに書き換えたため,まずはブロードバンド・ルータに届くことになる。LAN内には複数のPCが存在するが,ブロードバンド・ルータはどのパケットの返信か判別して,あらかじめ記憶しておいた送信元PCのIPアドレスにそのパケットを送りつける。
このような仕組みによって,LAN内部のPCはインターネットと通信することができる。

さて,今度はインターネットから誰かが侵入しようとした場合だが、グローバルIPアドレスが割り当てられているブロードバンド・ルータに対しては,攻撃用パケットを送りつけることができる。ところがブロードバンド・ルータに届いたパケットは返信ではないため,ブロードバンド・ルータはそのパケットをLAN内部のどのPCに送ってよいか判らない。結局このパケットは破棄され,LAN内部のPCには攻撃用パケットは届かないことになる。

仮に,LAN内部のPCにセキュリティホールがあったとしても,返信パケット以外は外部からパケットが届かない。このため,ブロードバンド・ルータの導入はセキュリティ面でも有効的だと考えられている。勿論,100%の安全が得られるわけではないが,設定不要で,それなりの効果は期待できる。

08.システムリソースの残量チェックの仕方

(リソースメーターを起動させる)
「スタート」〜「プログラム」〜「アクセサリー」〜「システムツール」〜「リソースメーター」
リソースメーターをクリックするとタスクトレイにアイコンが出来るのでダブルクリック(もしくは右クリックして「詳細」)
通常PC起動直後で70-80%以上の残量が望ましい。
(60%以下の場合は何らかの処置が必要)

09.システムリソースの空きを増やす方法

[方法1] デスクトップのアイコンの数を減らす
    (削除出来ないアイコンを消したい場合はTweakUIを使用する)

[方法2] 壁紙をなくす/スクリーンセーバーを変更する
1.「コントロールパネル」〜「画面」
2.「背景」タブで壁紙を(なし)に設定
3.「スクリーンセーバー」タブで3D以外のスクリーンセーバーを選択

[方法3] タスクトレイから常駐アイコンを減らす
    (具体的方法については別掲)

[方法4] システム起動時に自動起動されるプロセスを停止する
○ システム設定ユーティリティを使う
1.「スタート」〜「アクセサリー」〜「システム」〜「システム設定ユーティリティ」
2.「スタートアップ」タブで起動させないものはチェックを解除する

○(見つからない場合は)
1.「スタート」〜「ファイル名を指定して実行」〜「msconfig.exe」と記入して実行
2.「スタートアップ」タブで起動させないものはチェックを解除する

(備考)チェックを外してはいけないもの(外さない方がよいもの)
 (Windows98, Me)
  Scan Registry(起動時のレジストリバックアップ。止めてもリソースには関係しない)
  Task Monitor(タスクモニター。デフラグ時にIALAを有効化できる)
  System Tray(タスクトレイ。止めないことを推奨)
  Load power Profile(Windowsの省電力機能。2つあることに注意)
  Load power Profile(Windowsの省電力機能。2つあることに注意)
 (Windows Me)
  Internat.exe(キーボードインジケーター。複数のIMEを切り替えない場合は不要。
  キーボードのプロパティで停止できる)
  PCHealth(Windows Meシステムファイル保護/システムの復元)
 *State Mgr(同上)
  Scheduling Agent(タスクスケジューラの特定のタスク実行)
  BCMHal(?)

(参考ホームページ)
○システムリソースって何?どうしたら増やせるの?[WIN FAQ]
http://homepage2.nifty.com/winfaq/sysres.html
○システムリソースを増やす方法
http://www5b.biglobe.ne.jp/~oh_lavie/etc/resource.htm
○リソース不足について(WINDOWS ME版)
http://unagikun.hp.infoseek.co.jp/new_page_1.htm
○WINDOWSのシステムリソース解説
http://www.dj.st44.arena.ne.jp/xwin2/mainhtml/win/sysresource00.html

10.タスクトレイからの常駐アイコンの削除

[方法1] スタートアップフォルダでの操作
1.C:\WINDOWS\スタートメニュー\プログラム\スタートアップ
2.このスタートアップフォルダに入っているショートカットアイコンを削除

[方法2] スタートメニューでの操作
(時計)
1.[スタート]〜[設定]〜[タスクバーとスタートメニュー] 〜[タスクバーオプション(全般)]
2.「時計を表示」を解除
   *(別の方法:「時計の表示を右クリック」〜「プロパティ」〜「タスクバーオプション」〜
    「時計の表示」を解除)

[方法3] コントロールパネルでの操作
(キーボードインジケータ)
1.「コントロールパネル」〜「キーボード」〜「言語」
2.「タスクバー上に状態を表示」を解除
(スピーカー)
1.「コントロールパネル」〜「マルチメディア(サウンドとマルチメディア)」〜[オーディオ]
2.「音量の調節をタスクバーに表示」を解除
    (Me の場合 [サウンド]〜「ボリュームコントロールをタスクバーに表示する」を解除)
   *(別の方法:「トレイアイコンを右クリック」〜「オーディオのプロパティの調整」〜
    「音量の調節をタスクバーに表示」を解除)
(ディスプレイ)
1.「コントロールパネル」〜「画面」〜[設定] 〜「詳細」〜[全般]
2.「タスクバーに設定インジケータを表示する」を解除
   *(別の方法:「デスクトップの何もないところを右クリック」〜「プロパティ」〜「設定」〜
    「詳細」〜「全般」〜「タスクバーにインジケーターを表示」を解除)
(PCカード)
1.「コントロールパネル」〜「PC カード(PCMCIA)」〜[ソケットの状態]
2.「タスクバー上に状態を表示」を解除
   *(別の方法:「トレイのアイコンを右クリック」〜「PCカードトレイアイコンを表示しない」
      を選択)
(電源)
1.「コントロールパネル」〜「電源(電源オプション)」〜[詳細(詳細設定)]
2.「電源メーターをタスクバーに表示(アイコンをタスクバーに常に表示)」を解除

[方法4] マイコンピュータでの操作
(タスク)(Me の場合コントロールパネルから「タスク」を開く)
1.「マイコンピュータ」〜「タスク」〜[詳細設定]
2. [タスクスケジューラの使用停止]
   *(別の方法:「トレイのアイコンをダブルクリック」〜「詳細設定」〜「タスクスケジューラ
      の使用停止」を選択)
(モデム)(Me の場合、[スタート]〜[設定]〜[ダイヤルアップ ネットワーク])
1.「マイコンピュータ」〜「ダイアルアップネットワーク」〜接続アイコンを右クリック〜
     [プロパティ] 〜「構成(設定)」〜[オプション(オプション設定)]
2.「モデム状態を表示(モデムの状態をウィンドウ表示する)」を解除

[方法5] トレイアイコンを右クリックしての操作
(マウス)
   「トレイアイコンを右クリック」〜「アイコンを表示しない」を選択
(バッテリー)
   「トレイアイコンを右クリック」〜「電源メーターを開く」〜「タスクバーにメーターを表示」
     を解除

11.シャットダウン時のトラブル

Windows 98, 98SE
「しばらくお待ち下さい」というメッセージが画面に表示されたまま、または黒い画面上でカーソ
  ルが点滅している状態が続いたまま、応答するのを停止(ハング)する。

(参考:MicrosoftのHPに下記記述がある)
概 要:この資料はWindows 98 Second Editionでシャットダウンができないときの確認事項につい
    て説明したものです。
詳 細:Windows 98 Second Editionはシャットダウンするときに、以下に挙げた機能を実行します。
       ディスクへの書き込みを完了します。
       ・ディスクのキャッシュをフラッシュします。
       ・Windowsの終了コードを実行し、現在実行中の全てのプログラムを終了します。
       ・プロテクトモードのドライバをリアルモードに切り替えます。
対応策:いろいろあるので詳細は下記を参照。
       ○ W98SE:シャットダウン時のトラブルシューティング
       http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;jp238096
       ○ Windows 98 Second Edition Shutdown Supplement
       http://www.microsoft.com/japan/win98/downloads/shutdown.htm?gssnb=1
        (Microsoftからの修正Program)

Windows ME
真っ黒の画面で左上にカーソルが表示されたまま止まってしまう。

(参考:MicrosoftのHPに下記記述がある)
概 要:この資料は、WINDOWS ME にて、ネットワークドライブを多数割り当てた状態で WINDOWS 
    を終了しようとすると、WINDOWS が応答を停止する場合がある現象について記述していま
    す。 
現 象:割り当てられているネットワークドライブ (ローカルのドライブ文字を割り当てられたネ
    ットワークドライブ) が多数あるときに Windows をシャットダウンすると、コンピュータ
    が応答を停止 (ハングアップ) することがあります。なお、割り当てられたドライブの数
    が多いほど、本現象の発生頻度は高くなります。
回避策:1.下記のレジストリの値を追加することにより、シャットダウンまでのタイミングを
      調整することで回避が可能です。
      キー :HKEY_CURRENT_USER\CONTROL PANEL\DESKTOP
      値  :ShutDownWaitTime
      種類 :DWORD
      データ:カーネルがシャットダウンするまでのミリ秒単位の待ち時間
          (例:1500ミリ秒)
    2.またはWindowsをシャットダウンする前に、割り当てられた全てのネットワークドライ
      ブを切断することで回避が可能です。
            「エクスプローラ」〜「ツール」〜「ネットワークドライブの切断」

(私の経験では下記設定で改善がみられたが、まだ時々ハングアップを起こしている)

○ 終了処理を遅くする=終了処理時に一呼吸おくようにする
   レジストリエディタを開き
  (「スタート」〜「ファイル名を指定して実行」でregegitと記入する)
   HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\desktopを開く
   右画面の何もないところ右クリックより新規作成からDWORD値で
   ShutDownWaitTimeと入力
   ダブルクリックから10進数を選択し3000(ミリ秒)と入力
 (すでにShutDownWaitTimeがある場合は削除してから実行する)

   HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersionを開く
   右画面の何もないところ右kリックより新規作成からDWORD値で
   CacheWriteDelayと入力
   ダブルクリックから10進数を選択し2000(ミリ秒)と入力 

(ここで注意するのは、SwapFileの処理を行わせた後にShutdownをさせるようにするので、
  CacheWriteDelay の値はShutDownWaitTimeよりも長い時間を指定しないこと)
(両者ともに3000(ミリ秒)に設定したら解決したというケースもあるようである)

  レジストリエディタを閉じて再起動 
○(参考)シャットダウン時のトラブル(PART2)

12.SAFEモードでの起動の仕方

WIN98,MEの場合はPC本体の電源投入直後、メーカーのロゴが表示された時に、[Ctrl]キーをしばらく押し続ける。
但しメーカーによっては[Ctrl]キーの代わりに[F8]キー(或いは[F5]キー)を使用する場合もある。
WIN95,2000,XPの場合は、[Ctrl]キーの代わりに[F8]キーを押す。

16.EXE FILEの動かし方

WINDOWSでは原則的にアプリケーションを移動させることは出来ない。
WINDOWSのアプリケーション(EXEファイル)をDrag&Dropすると、アプリケーションは移動せずに「ショートカット」が出来てしまう。
何かとても不便に思えるが、これにはちゃんとした訳がある。
WINDOWSでは、起動時にあらかじめアプリケーションがあるフォルダの名前(パスという)をあるファイルから読み込んで、実行を制御している。またアプリケーションのインストーラーは、インストール時に「私はどこにいますよ」という情報をこのファイルに書き込んでいる。
つまり、むやみにEXEファイルの位置を移動すると、パスと実際にEXEファイルがあるフォルダーの名前が食い違ってしまい、アプリケーションは動かなくなってしまう。
従って、他のフォルダからアプリケーションを起動したい時は、ショートカットを作成してそれを目的のフォルダに持っていくのが、WINDOWの体質にあったやり方といえる。
どうしても何かの事情でEXEファイルを移動する筆があるときは、Drag&Dropではなく「Cut&Paste」で移動させる。
(EXEファイルのアイコンを選択して右ボタンをクリックし、「切り取り」を選択する。目的のフォルダを開き、その中で右ボタンをクリックして「貼り付け」を選ぶと、EXEファイルがそこに移動する。)

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